引越しは、ライフラインの手続きや役所での届け出、荷造り作業など、想像以上にやることが多いイベントです。
早めに全体の流れを把握し、計画的に進めることで、当日の混乱やトラブルを大幅に減らすことができます。
ここでは、引越しが決まった直後から当日・引越し後までの流れを時系列で詳しく解説します。
必要な準備やチェック事項もまとめているので、この記事を見ながら段取りを整えていきましょう。
引越しでやること一覧|まずは全体の流れを把握しよう
引越しには「前」「当日」「後」で必要な作業が大きく異なります。
まずは全体を把握し、スケジュールを組むことが大切です。
【引越し前にやること】
1. 引越し先の物件を決める
立地・家賃・周辺環境・通勤や通学のアクセスなどを確認して契約します。
契約後は、入居日・鍵の受け取り日も必ず確認しましょう。
2. 引越し業者と引越し日を決定する
複数社に見積もりを取り、料金とサービスを比較しましょう。
- 訪問見積もりが必要か
- 不用品回収や梱包サービスの有無
- 早割・繁忙期(3〜4月)料金の確認
引越し日は、旧居と新居の契約日に合わせて調整します。
3. 旧居の退去手続き
管理会社や大家さんへ 退去日をいつまでに知らせる必要があるか 契約書でチェックします。
多くの場合、1ヶ月前通知が一般的です。
あわせて
- 原状回復の条件
- 退去立ち会いの日時
- 鍵の返却方法
も確認しておきましょう。
4. 梱包資材の準備・荷造り・不用品の整理
段ボール・ガムテープ・緩衝材・布テープなどを用意します。
荷造りは、1ヶ月前から少しずつ始めるのが理想。
- シーズンオフの衣類から梱包
- 使わない物をメルカリ・リサイクルショップで処分
- 大型家具のサイズを測定して新居に入るか確認
荷物を一度見直すことで、引越し費用も減らせます。
5. ライフラインの解約・開始手続き
引越し前後で必ず行う必要があるのがライフラインの手続きです。
【旧居で行う解約手続き】
- 電気
- ガス(立ち会いが必要なことが多い)
- 水道
- インターネット回線
- NHK住所変更
【新居で行う開通手続き】
特にインターネットは工事日の調整が必要なことも多いため、早めに依頼しておくと安心です。
6. 役所での手続き
引越しの7〜14日前から可能なものもあります。
- 転出届(引越し元の市区町村)
- 転入届(引越し先の市区町村)
- マイナンバー住所変更
- 国民健康保険・児童手当など各種変更
- 子どもの転校手続き
- 印鑑登録の廃止・再登録
忘れると後で困ることが多いので、リスト化しておくのがポイントです。
7. 郵便局の転送届
旧居に届いた郵便物を1年間転送してくれるサービスです。
スマホからオンラインでも簡単に申し込めます。
【引越し当日にやること】
- 貴重品は自分で管理
- 冷蔵庫・洗濯機の水抜き
- 旧居の電気ブレーカーを落とす
- 旧居の掃除 → 管理会社へ引き渡し
- 新居での荷物搬入の立ち会い
搬入時は、家具の配置場所を指示できるようにしておくとスムーズです。
【引越し後にやること】
1. ライフラインの開通確認
電気・ガス・水道が正しく使用できるか確認します。
ガスは立ち会いが必要なため、日程を忘れないようにしましょう。
2. 各種住所変更
引越し後に必要な手続きも多いため、リストに沿って進めます。
- 銀行
- クレジットカード
- 携帯電話
- Amazon・楽天など通販サイト
- 保険関係
- 職場への届け出
3. ゴミ出しルールの確認
地域ごとに細かくルールが異なるため、事前にカレンダーをもらっておくと安心です。
まとめ|余裕を持って準備すれば引越しはスムーズ!
引越しは手続き・梱包・退去準備など、やるべきことが非常に多いイベントです。
しかし、時期ごとにやることを整理し、早めに準備を始めれば、当日のトラブルを大幅に減らせます。
この記事の内容をチェックリストとして活用し、スムーズな新生活のスタートを切りましょう!


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