ナイアシンアミドとレチノール、どっちが先?
最近よく聞くようになった、「ナイアシンアミド」と「レチノール」は、どちらもエイジングケアや毛穴ケアで人気の美容成分。
でも「一緒に使って大丈夫?」「付ける順番は?」と迷う方が多いですよね。
この記事では、皮膚科学的な観点から2つの成分の違いと、最も効果的に使うためのポイントを分かりやすく解説します。
ナイアシンアミドとは❓
ビタミンB3の一種で、肌のバリア機能を高め、乾燥や毛穴・くすみをケアする万能成分。刺激が少なく、朝晩どちらでも使えるのが特徴です。
前回のブログに、ナイアシンアミドの詳しい情報や成分などを載せてますので、ぜひご覧ください👇

レチノールとは❓
レチノールはビタミンAの一種です。
ビタミンAは油に溶けやすい性質を持つビタミンで、体内では皮膚や目、粘膜の健康維持や成長の促進に関わっています。
ビタミンAは体内で合成されないため意識して食事から取り入れたい栄養素ですが、肌への効果もあるとされます。
肌への直接的な作用を期待する場合は、レチノール配合化粧品から取り入れることができます。
ビタミンA誘導体で、ターンオーバーを促進し、しわ・たるみ・ハリ低下をケアします。
あらゆる肌悩みに効果を発揮するレチノールですが、
レチノール=「肌に赤みがでる」「皮膚がむける」「ヒリヒリする」「かゆくなる」などのマイナスのイメージを持たれる方もいます。
これらは“A反応”という正常な反応で、レチノールを使い始めた際に一時的に現れることがあります。
A反応が出やすいのは、肌のビタミンA濃度が低い人。ビタミンAを肌に補充するためにもレチノールを与えることは大切です。
ただし、肌の赤みやピリつきが気になる場合には、2~3日間隔をあけて使うなど、お肌の様子を見ながら少しずつ取り入れてみましょう。
肌が乾燥していると刺激を感じやすいので、十分な保湿ケアをすることも忘れずに。
また、レチノールは熱や紫外線に弱いため、レチノールを塗った後に紫外線を浴びてしまうと、その効果が薄れることも。
そのため、日中に使用する場合はSPF30以上の日焼け止めを併用するのがおすすめです。
併用するならどっちが先?
正解は「ナイアシンアミド → レチノール」の順番です。
- ナイアシンアミドで肌のバリアを整えてから
- レチノールを塗布し、ターンオーバーを促進
この順番にすることで、レチノールの刺激を和らげながら、相乗効果を狙うことができます。
ナイアシンアミドは刺激が少ないため、レチノール前の肌慣らしにおすすめです。
同時使用の注意点⚠️
- 最初は週2〜3回、夜のみからスタート🧴
- 肌がヒリつく場合は日を分けて使用
- 朝は紫外線対策を必ず行う(SPF30以上)
効果的な夜スキンケアルーティン例
- 洗顔後、化粧水でしっかりと水分補給
- ナイアシンアミド美容液(全顔に薄く)
- レチノール(気になる部分を中心に薄く塗布)
- 保湿クリームでしっかりとフタをする
ナイアシンアミドとレチノールは、正しい順番・頻度で使えば美肌を底上げしてくれる最高のコンビです👍
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この記事のまとめ✍️
話題沸騰中のナイアシンアミド・レチノールの魅力、わかっていただけたでしょうか。
ナイアシンアミドは、肌に刺激が少なく肌バリア機能を高めてくれます。
レチノールは使えば使うほど効果を発揮するとても効果的な成分。シワ改善や毛穴、ニキビ、くすみなどあらゆる肌悩みをケアしてくれます。
しかし、どちらの成分を併用しても翌日すぐに効果が出ることはないので、まずは肌の様子をみながら使い続けることが大切です。
ナイアシンアミドで「守り」、レチノールで「攻め」。
正しく使えば、肌のハリ・ツヤ・透明感を底上げできます。
使い心地の良いアイテムを、自分の肌に合った方法で是非取り入れてみてくださいね。
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