引越しし新居へ荷物を運び終えたら、次は荷解きの作業が始まります。
新居で快適に生活するために、効率良く荷解きを進め、早めに片付けを済ませましょう。
この時、荷解きの手順を誤ると物を紛失したり、片付けが中途半端になったりするおそれがあります。
今回は、このような引越しの荷解きの失敗を防ぐために、効率的に作業を進める方法をご紹介します。
引越し後の荷解きの手順
まず、引越しの荷解きの手順をご紹介します。
スムーズに片付けを済ませるには、順番通りに一気に進めるのがポイントです。
早めに新生活ができる状態に整えましょう。
家具を配置する
引越し作業員が仮置きした家具を正しい位置に移動させることから始めます。
このとき、作業員に新居のレイアウトを共有しておくと、搬入の時点で該当場所に配置してもらえる場合があります。
自分で家具を再配置するときは、先にタンスなどの収納棚を優先して移動させましょう。
収納スペースの準備が整えば、その後に食器・調理器具・衣服など中にしまう小物の整理ができるようになります。
荷物を収納する部屋ごとに振り分ける
段ボールに入った荷物を使用する場所ごとに運び入れます。
搬入時に作業員に指示をして、ある程度仕分けしておくとその後の荷解きの作業がスムーズに進みます。
段ボールの上面、側面には搬入する部屋や内容物の名前を書き込み、当日の作業中に迷わないよう用意しておきましょう。
引越し当日に必要な物から荷解きする
準備が整ったら、新生活ですぐ使う物から優先して荷解きを始めます。
布団・カーテン・洗面用具・衣服などの品物は、先に荷解きを行いましょう。
すぐ使用する予定がない物は後回しにしても構いません。
荷造りの時点で当日に使用する物を同じ段ボールにまとめておくと、効率良く荷解きがしやすくなります。
段ボールは開封する順番を決めておきましょう。
引越し後の荷解きを効率よくすすめるコツ
時間がかかりやすい引っ越しの荷解き。
ここでは、効率良く進めるコツをお伝えします。
ご紹介した方法を参考に、無駄なく効率的に荷解き作業に取り掛かりましょう。
段ボールは1箱ずつ開封する
荷解きをするときは、段ボールを1箱ずつ開封していきましょう。
一度にいくつも段ボールを開けてしまうと、片付けが中途半端になりやすいからです。
空になった段ボールは、その都度畳んで片付けます。
こうすることで部屋が散らかりにくく、開封した段ボールをそのまま放置する心配もありません。
引越し日に終わらせようとしない
引越し当日に全ての荷解きを完了させるのは難しいです。
当日は、荷解きの他にもライフラインやインターネットの開始手続きなど、やることが多いためです。
緊急性の低い作業はできるだけ後日に回し、優先順位をつけて効率良く作業をしましょう。
しばらく経っても開封されていない段ボールは、不用品として処分を検討することもできます。
引越しを機に整理整頓をしてみましょう。
衣装ケースを利用する
荷造りをするとき、衣類は衣装ケースに入れた状態で運搬すると、新居に到着したときそのまま収納できるため便利です。
その際は、普段使いの服とコートや浴衣など季節モノの服を事前に分けておきましょう。
あらかじめ工夫をしておけば、荷解きで衣類を整理する手間が省けます。
引越し業者を利用する場合は、衣装ケースに衣類以外の物を入れないようお気をつけください。
割れ物・液体・電化製品などは、衣装ケースに入れたままでの運搬ができない可能性があります。
引越しの荷解きでよくある失敗
引越しの荷解きでは、想定外に時間がかかったり、物を紛失したりなど失敗により大変な思いをすることがあります。
事前によくある失敗例を把握し、トラブルを防ぎましょう。
必要な物が探し出せない
荷造り時、ジャンル分けをせずに梱包してしまうと、開封した時何をどの段ボールに入れたのかわからなくなることがあります。
この状態で手当り次第に段ボールを開封してしまうと、必要な物が探し出せずに新生活が不便になることも。
段ボールの中身はある程度仕分けをしたうえで梱包する、上面側面には分類した中身を記載しておきましょう。
誤った場所に収納してしまう
家族や友人に引越しの手伝いを依頼する場合に、物を想定とは異なる位置に収納してしまうことがあります。
作業に慣れた引越し業者とは異なり、手伝いされる方は引越しの段取りを知らないかもしれません。
部屋ごとに何をどこに置くか具体的に説明し、正しい収納場所を伝えておくことが大事です。
終えた後に、収納場所を変えるような二度手間にならないようにご注意ください。
引越しの荷解きは効率よく、早めに終わらせましょう
引越しでは、全ての荷物が新居に到着した後も、荷解きの作業が残されています。
荷解きをする時は、大型の家具や家電を配置し、収納スペースの準備を整え、新生活に必要な物から順番に着手しましょう。
効率良く進めるには、荷造りの時点で引っ越し当日に必要な物をまとめて梱包したり、搬入場所や内容物の名前を段ボールに記載する工夫が必要です。
あらかじめ用意しておきましょう。
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